お笑いマニアだった…あの頃(下)

つづき

お笑い第3次ブームちょっと前にフジテレビの水曜深夜に「新しい波」という若手芸人発掘番組があった。
毎週一組が選ばれ30分間ストレートに自信作の漫才やコントを3本くらい披露し、最後の5分くらい自己紹介を兼ねたトークをするという実にシンプルで素晴らしい番組で、この番組は後に「とぶくすり」という「めちゃイケ」の前身となった伝説のコント番組のコンビ選考の為のオーディションのような役目を兼ねていたらしく(このシステムが引き継がれ現・はねるのトビラでもコンビを選考されていた)、その番組から選ばれたのがナインティナインと、よゐこと、極楽とんぼと光浦靖子だった。とぶくすりメンバーのその後の活躍は新聞のテレビ欄を見ての通りである(逮捕者が約一名出たけどね)。
この「新しい波」にはフォークダンスDE成子坂も出演していて、この当時の実力や人気度合いでいえば、極楽とんぼより成子坂だったはず!と、今でも悔やまれる(ディレクターの選考のセンスが今一つだったのか…事務所の力関係なのか…)。もし、あのとき成子坂が選考されていたら…今頃コンビでいくつかの看板番組をやっていただろうと思うのだ。
嗚呼!なんと運命の残酷なことよ…ナインティナインなんて…コンビのコントとか面白くなかったのになぁ…極楽なんて未だにどこが面白いのかわからない存在だわ…なのに…なのに…

その後、一般的に記憶に新しい「ボキャブラ天国」という寒いダジャレ番組(←旦那はけっこう好きだったようだが)のワンコーナーで、今で言う「エンタの神様」のようなカス芸人が多数排出される事態となる…。その波に乗った形となった成子坂は時の人となり「コギャル殺し」なんてキャッチフレーズで呼ばれ女子高生に大人気となったが、私を含め古くからのお笑いファンは引いてしまったようでブームの終焉と共に影を薄くしてしまった。
(ちなみにボキャブラ勝ち組→爆笑問題、ネプチューン、海砂利水魚(現・くりいむしちゅう)土田あたりでしょうか??後はみんなどこへ消えたのか…?)

その後、私は仕事と恋愛に溺れ…「お笑い」から遠ざかっているうち「成子坂、しばらくテレビで見かけないなぁ…」と思っていたらコンビを解散していたという…ガーン。
そして10年後に到来し現在続行中の第4次お笑いブームの走りとなるNHKの爆笑オンエアバトルでピン芸人として「村田渚」の名前を見た時、どんなに嬉しかったことか!!!
さらに昨年のM−1グランプリの予選番組を見ていたら、渚さんが新しい相方と「鼻エンジン」という新コンビを結成してかなりいい成績を残していたと知って起死回生にかなり期待していた矢先の急死のニュース。35歳の若さ…あまりにも酷すぎる。

そんな私にとっては衝撃的なニュースでも、世間では一晩もすれば陣内智則と藤原紀香の婚約報道で持ちきりである…またもお笑いブームの影に彼の死は泣くのか…
せめて個人的に追悼コント上映会を開くべく、当時録り貯めた「お笑いビデオライブラリー」を紐解きたい…けれど、それらも実家に保管してあることがもどかしい…。
今はただただ心より冥福をお祈りするばかりです。
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by tosakanekosha | 2006-11-18 02:56 | 映画・テレビ・ゲーム