<   2005年 07月 ( 12 )   > この月の画像一覧

そうそう、忘れてました。
〜前回のタイトルの解説〜
「絶対絶命都市」はPS2のゲーム。
大地震の後なんらかの理由で崩壊を始め廃墟と化した都市島(橋で繋がれた離島型都市)から、崩壊理由の謎解きをしつつ島から脱出をはかるという、ものすごくリアルで恐いゲーム。瓦礫が落ちてきたり、足下が崩れ落ちたり…廃墟をひたすら歩くことになる…とにかく生き延びろ!!
今年の10月には2が出るとか出ないとか…

「28日後…」はトレイン・スポッティングで注目を集めたダニー・ボイル監督作のバイオホラー(?)映画。
ある日、意識不明だった青年が病院のベッドから目覚めると、街は無人の廃墟と化していた。イギリスに謎の病原菌が蔓延して国民はほぼ国外に退去、残されたゾンビのようになってしまった保菌病者から逃れつつ、生き残った者たちと救助現場へ向かう…これはアウトブレイクとバイオハザードと↑上のゲームを足したような内容です。そこにヒューマンドラマが繰り広げられる…かなりヘビィな映画。生き抜いた先にあるものは??
DVDは劇場公開とエンディングが違うようです。かすかな希望が…

少し前に映画「28日後…」をたまたま見た後、中古ゲーム屋で、ずっとやってみたかった「絶対絶命都市」を入手。そして「ヤノベケンジ」の展示を鑑賞。自分の中で眠っていた「廃墟を欲する病」が騒いだのでしょうか…(そういえば長く自サイトの廃墟コーナーも放置しています…再編集しなくては…)。

「ヤノベケンジ」がアトムスーツを着てチェルノブイリを歩いた頃、世は世紀末思想が蔓延していて、彼の作品テーマも「サヴァイバル」だったという。
しかし、私がたまたまTVで目にした「この世の終わりの風景」には、一つの疑問を投げかけるように「黄色い感嘆符(アトムスーツを着た男)」が立っていた。
結局、無事にこうして21世紀を迎えたわけだけど…
なのに、何故か21世紀を迎えてまもなく世紀末思想の生き残りのような「廃墟ブーム」が巻き起こる(その多くは「この世の終わりの風景」を称えるようなものだったけど)。それとは反して「ヤノベケンジ」はその作品テーマを「リヴァイバル」とシフトさせ「この世の始まり」の風景に転化させていた。
そう、廃墟って実際に歩いてみるとわかるんだけど自由に草花が浸食していて自然という生命力に満ちあふれていて「この世の終わり」ではなくて「遠い未来世界への通過点」なのでしたね。そんなことを思い出させてくれたのでした。

そして、赤ん坊は立ち上がり、腹話術人形は腰をふり歌い、「ジャイアント・トらやん」は目を覚まし、目を大きく見開き、歌い、踊り、時に火を吹く…
生き抜いた先に見える光景は、やはり遠い未来世界への通過点。でもそれは、もっときっと楽しいものなんだろう…

なんてことを自分に引き寄せていろいろ考えさせられる展示でした。

そして今、相場家では奈良の展示の準備に追われながらも「絶対絶命都市」の攻略に励んでいます…いつもゲームをするときは旦那が操縦者で、私はヒントを解読したり横でギャーギャー騒ぐ係。さて、無事に脱出することができるのでしょうか…その先にあるものは…
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-30 02:23 | 映画・テレビ・ゲーム

上記タイトルに共通するのは「廃墟をひたすら歩く」という行為か??

昨日は豊田市美術館へ「ヤノベケンジ/KINDERGARTEN(キンダガルテン)」を見に行った。
「ヤノベケンジ」を知ったのは、その昔、たまたま見ていたNHKか何かの番組で彼が自作の放射線感知服「アトムスーツ」を着て廃墟と化したチェルノブイリを歩いている映像を見たのが最初だったと思うのだけど、その頃は現代アートというものもよく理解せず、ただ、画面に映る「放射能が残る廃墟と化した街」が以外にも光に満ちて神々しささえ漂わせていたことに不思議な感覚を覚えたような気がした。
その頃は、まだ明確に「廃墟を欲する自分」というものに目覚めていなかったのだけど…
その後、「ヤノベケンジ」の作品展示をいつか見に行きたいなぁ〜と片隅に思いつつも日々の忙しさにかまけて行動に移せず、目にすることが出来たのが青山にあるイッセイミヤケのショップにある試着室型作品「クイーン・マンマ」(しかも店内に入る勇気がなくてガラス越しに…)だけ…そして、ここに来てやっと「ヤノベケンジ」を原体験することになったのでした。

巨大な幼児が戯れる保育ルームという設定の展示場に入ると、人工芝の上にすくっと立ている巨大な赤ん坊の顔をしたロボット「ジャイアント・トらやん」(体長7.5m)。その「ジャイアント・トらやん」が子供の声を識別感知して目を覚まし、歌い、踊る…その姿を目の当たりにして瞳孔の開くような感じに見舞われた。それは、何か漲る「生命力」のようなものを宿しているように思えた。プログラミングで動いているのは充分承知なのだけど、それ以上の何か…意志や感情を持ち合わせているような錯覚を持たせる存在。それはロボットというより「人形」に近い感じがした。おそらく「ヤノベケンジ」こそ世界最大の人形師なのではないのだろうか??
愛知万博で、人間の仕草や行動を模倣することができるコンパニオン型ロボットを何体か見たけど、そこには生々しいエロスはあっても「感情」を感じとることができなかった。それもそのはず、彼女たちはオウムがオウム返しをするように「無感情の言葉」を上手く模倣することができてもAIを搭載しているわけでもないので現段階では意志や感情が自然発生的に仕草や行動に現れるわけがないのだ。
よく、人形を作っていると「こんなに科学技術が進歩してくるとアンドロイドなんてすぐにでも誕生するだろうね、それでも人形を作る意味ってあるの?」といったようなことを聞かれることがあるけど、ロボットと人形の違いで言えば「意志や感情を持ち合わせているような錯覚を持たせる存在」であるかないか?なのではないか?という答えが導き出されてくる。…「存在感」か??
例えば…うーん、明るく元気で平均点な女性より、物静かで物憂げに窓辺に腰掛けて降り続ける雨を眺めているような美人の方がミステリアスで魅力的…(モテるのは後者だが、結婚して子沢山になるのは前者だ)というようなことだろうか…?
ちょっと違うか…話逸れてるし…
なんてことを考えながらパンフを見ると「巨大腹話術人形」って書いてありました。
「ジャイアント・トらやん」の持っている魔術めいた存在感は、「いたこ的(腹話術師の狂気が憑依しているような)」ものなのかもしれません…それに、これ「子供の夢の最終兵器」なんですって…兵器…なのか…

まだまだ次回につづく…
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-29 02:51 | 本・音楽・アート・動画

夏きもの買い

久々に着物ネタです。
このところ窯焚き週間なので自宅兼アトリエだと冬はちょうどいいけど夏は地獄…
なるべく涼しい日を選んでも…やっぱし熱い!!
エアコンと窯の両立は電力の関係で微妙…というわけでしばし避難(外出)。
c0047024_134724.jpg

ひぃぃ、逃げろ〜(えっちらおっちら…)。

そいでもって先日、名古屋へ行く途中の有名な古着物屋さんへ…
ちょっと浴衣なんかがセールになってないかなぁ…と淡い期待を抱いて出かけたのに
しっかりと夏着物2枚買って来てしまいました…えへへ
一枚目は竹藪柄の渋い物。
c0047024_134684.jpg

今度こそ、蜘蛛の巣柄の帯に合いそうな予感…?(この画像はいつもの黒の半帯)
そして2枚目は鮮やかな色彩に負けて、つい…
c0047024_134664.jpg

これ、鷺柄なんです。
c0047024_134676.jpg

先日の個展の時に母に差し入れ(?)で貰った白の半帯がぴったしでした。
んー、ちょいと派手ですが、かなり自分好みの着物の色合いです。
それにしても、新作の浴衣なら3万前後するのに(デパートで帯や小物類を含め新品で一式そろえると5万円くらいかかる…)、こんなステキな着物で約3分の1くらいの価格で手にはいるのだから素晴らしい(優良な古着物屋さんに限るけど)。それに最近のブランドもののプレタの浴衣って、どこかで同じ柄の浴衣に遭遇するのでは…という恐れがあるけど、古着物なら一点もの前提なのが嬉しい。乙女心をくずぐりますなぁ〜。

さて、奈良で着る機会はあるでしょうか??
今度の奈良で開催するギャラリー夢雲の「どうぶつ展」では在廊日の一日だけ旦那も浴衣を着る予定なんです。うちの母から贈られたコウモリ柄の浴衣を着せます…楽しみです。にやり。

最後は先日頂いた着物です。
c0047024_134631.jpg

これもとりあえず黒の半帯にしてますが、芥子色の帯とか合いそうな??
また、着物屋巡りしてしまいそう…ううう。
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-27 01:03 | アンティーク着物

猫洞通に憧れて…

名古屋には変わった地名が前から多いなぁと思っていたのですけど、この地名にはコロリとやられてしまいました。
c0047024_1225780.jpg

これを書く前に予備知識として猫がつく地名を検索してみると、
全国的にあるんですね〜、でも一番キュンとくるのが「ねこがほらどおり」!
由来はよくわかりませんでしたが…
猫が洞穴にたくさん集まって暮らしているような感じがたまりませんっ。
洞穴にギューギューに詰まった猫…放心。

朝顔も調子よく咲いてます。
c0047024_1225735.jpg

2本目の朝顔は変化朝顔(?)のようなんだけど、種を頂いた袋に記載されている品種には該当しないみたいでネットで調べてみたものの品種が突き止められませんでした…
突然変異?渦巻朝顔…全部の花が渦巻いてます…ひぃぃ。
c0047024_1225710.jpg

横から見た感じもステキ。
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-25 01:22 | 日々の泡

そうそう、某サイトから映画バトンが回ってきてたのでした…いけね。
(このままではリレーで転んで周回遅れでゴールして拍手で迎えられてしまう…)

以下、映画バトンの回答です↓
 
■映画(ビデオでもOK)を観る回数

映画館は…気がついたら「オペラ座の怪人」以来行ってない??きゃー。
ほとんどレンタルです…(地方在住者の辛いところ)
まったく見ない時もあれば、見るときは月に5本〜20本くらいバーッと見ます。
幅広いジャンル見ます…

■今観たい作品

近日DVDレンタル開始待ちなのが…
・ステップフォードワイフ
・サスペクトゼロ

■最後に映画館で観た映画

・オペラ座の怪人
しばらく我が家がミュージカル調に汚染された…

■マイベスト5

極々個人的な趣味の映画を選んでみました…テーマは乙女チックと狂気の同居(?)

1位:「ミシシッピー・ワン」
写真家サラ・ムーンの伝説的な映画。
誘拐された少女と犯人の男の奇妙で危うくて儚い関係…少女が次第に抱くほのかな恋心…(しかし男は少女の父親なのか…??)
その昔、渋谷パルコブックセンターの芸術書のコーナーに面出しされていた映画写真集に惚れて買ったものの映画そのものは見る機会がなく、写真集の中の断片的な物語に想像を巡らせていたら、後に知人宅の本棚でビデオを発見!そしてようやく目にした本編は、想像以上にステキで泣きそうになった。移動遊園地の木馬の音楽も好き。実に実に切ない映画。

2位:「ポンヌフの恋人」
オシャレぶってるようで恥ずかしいけど、好きなんだもの。青春の香りがする映画…買うまでは至っていないが同じ作品を何度もレンタルしている…珍しい。
アレックス(ドニ・ラヴァン)の激しい愛し方には頭が下がる思いがする。
花火のシーンが大好き。

3位:「ツバル」
船長に憧れながら倒産寸前のプールで働く男アントン(これもドニ・ラヴァン演じてます!)と、亡き父の志を継いで宝探しを目論む船長の娘エヴァ。船を動かすピストンをめぐり、廃墟のようなプールで繰り広げられる恋と攻防。
この映画の色彩もセットも小道具も衣装も…世界観すべて好き!
プールをペットの金魚と泳ぐエヴァの幻想的なシーンがお気に入り。

4位:「乙女の祈り」
恋仲の少女二人による母親殺害事件という、実際にあった話を映画化しているんだけど、単なる事件実録物なんかじゃなくて、これ、ものすごーくクレイジーな映画なんです。
友情を超えて次第に過剰で異常な幻想と妄想の世界に落ちていく少女の世界が見所。想像を超えてますよ。

5位:「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」
ちょうど人形というものに興味を抱き始めていた頃に見たのだと思う。
素子に憧れて前下がりのオカッパにしていたことがあります…(白状)。

もっと、いろいろ補足し足りないけど時間切れ…
映画バトン…次は…
田端さん、大沼さん、kisakiさんに託します…(読んでますか??)

最近のみーちゃん
c0047024_0294265.jpg

とろけてます…
私もよく同じポーズで寝転がっていると旦那に指摘され…

銀座個展期間中にお会いした蝉丸夫妻に結婚祝いに頂いた着物。
c0047024_0294395.jpg

しばし部屋に吊して陰干しがてら眺めて暮らしています。うっとり☆
帯は何を合わせよう…付け襟は…帯留めは…と考えるとウキウキ…はやく秋冬になーれ!
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-20 00:29 | 映画・テレビ・ゲーム

混沌とする…

一つのお仕事を終えて、その間たくさんの出力が続くと、熱を持ちすぎたプリンターの様に脳みそがバグってきます…やらねばならないこと、やりたいこと、やりたくないこと、やるべきこと…余計なことばかり考えてしまう…「やらなくてよい」ことを整理するのが先決か?
その前に何も「やらない」でよい時間も少しあるといいのかも…何もしない時間を楽しむのも以外と才能のいることだけど…貧乏性なのか(悲

c0047024_095252.jpg

今朝、ベランダの朝顔が開花していました。
画像だと青っぽいのですが実際はもっと紫がかった青で、それはそれは見事。
悲しくなってくるくらい奇麗な青なんです。
「悲しくなるほどの青」って変な言葉だけど…
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-18 00:09 | 日々の泡

ランとチュー☆

昨日、IDFへ金魚展に出品した作品を引き取りにいくと
c0047024_1212220.jpg

生きた蘭鋳になって帰ってきました。

と、いうのはウソで…
実はギャラリーの方が金魚展期間中に蘭鋳のブリーダー(!)から頂いた子達から2匹里子に貰いました(金魚展も大盛況だったようでなによりです)。
名前は大が「ラン」、小が「チュー」旦那が速攻で命名。
小型水槽を用意してアトリエに招き入れました。
なかなかの食いしん坊で短い尾っぽをフリフリして泳ぎます。たまらん。
肉りゅう(ぶよぶよした部分)をもっとブヨらせるべく、がんばりたいです。

そして留守中の朝顔がこんなことになってました。
c0047024_1212261.jpg

のびーるのびーる…どこまで伸びてゆくんだい?
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-15 01:21 | 日々の泡

植物ニョロニョロ

今回も個展期間中、作品の花器にいろんな植物を刺して遊んでみました。
蘭鋳くんは奇抜な植物を!!
c0047024_0593258.jpg

                 蘭鋳アフロ…?

初登場の掛花、案外と枝だものも合いますね。
c0047024_0593234.jpg


カエルくんの背中からはツルがニュルニュルと…
c0047024_0593250.jpg

背中から花火が上がっているようで実に楽しい。
c0047024_0593242.jpg


上京小話はまた追々…
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-14 00:59 | お知らせ/展示会告知

松銀サンバ

さー早速、レポートを書くぞぅ!!と思ったものの、
すいません…いましばらく燃え尽き症候群状態です…(明日のジョーのラストシーンのイメージで)。
というわけで、無事に終了しました銀座松屋の個展の様子を…

わずか2時間ばかりという限られた時間の中での搬入はハードでした…
とにかく最初は作品数が多くて溢れんばかりの展示台。
c0047024_054663.jpg

メインは夏らしく金魚!金魚!金魚!そして猫。
c0047024_054625.jpg

今回の個展の目玉になりました大型の香炉「桃幻郷」。
c0047024_054651.jpg

唐子が鬼の面をつけ、鬼達をからかうように大切な桃を奪い山の頂に登りつめ、鬼を挑発している(?)様子を生き生きと表現。それぞれの山の頂や黄金色の雲の間から煙が上るという力作!二日目の朝、常連さんがお買い求め下さいました。感謝!!
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-14 00:54 | お知らせ/展示会告知

無事に帰宅しました。

旦那の銀座個展も大好評のうち無事終了しました。

毎度ご来場下さる皆様、お忙しいなか足をお運び頂きまして有り難うございました。
新しく出逢った皆様へ、こんにちわ!

個展期間中の珍道中に関しては追々…
[PR]
by tosakanekosha | 2005-07-13 01:40 | お知らせ/展示会告知