カテゴリ:廃墟鑑賞( 4 )

細々とやらねばならぬ事が多くてついつい現実逃避ばかりしてしまいます…猫にモフったり…
そんな時こそ廃墟です!(←余計に現実逃避?)

割と近所にある廃セメント工場。
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ロボットの口からビームが出てるみたいなところがお気に入りです。
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ね、ロボットみたいでしょ?
こういう物件はただ眺められるだけで嬉しくなります。

この機械部分もお気に入り。
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良い錆び具合だ。

実家にいた頃は歩いて行ける範囲に廃墟なんてありえないほど住宅が密集していたので「廃墟」ってすごく異次元の特別なモノだったのだけど、こう廃墟が身近になると今いるこの生活が異次元なんじゃないか?と、目を覚ますとまた別の現実があるんじゃないか?という錯覚がおきます。
時折、今きっと異次元に迷い込んでいるんだ!そう思いたくなることも事実なんですけどね…。

こんなことを鬱々と考えてしまうのは今、ちょうど閉じられた生活をしているからなんでしょうね…(旦那の個展前は特にそうなんです…)。
家がそのまま仕事場なので小規模なコミュニティ(この場合家庭内)であまり人と会わない(会えない)生活をしていると自分の考えていることが正しいのか?どれだけ世間からズレてしまっているのか?わからなくなったり自信がなくなってきて自分自身の輪郭がすごくボヤけてしまうような感じがして怖いです。
なんか最近、猫とばかり会話してるし…(こういうのって独り言になるのかな…?)
早く東京に行ってたくさんのお客様や長年の友人等の顔を見て「現実」の感覚を取り戻したいです(^^;)

だ、誰も来てくれなかったら…どうしよう…ううう。
そんなこと思いながら只今色々準備中です…。
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by tosakanekosha | 2009-07-12 03:13 | 廃墟鑑賞

先日始めた猫ブログ(マミムめモ〜舎)に旅先の野良猫の写真を載せようと写真選びをしていたら
ちょうどその頃、旦那の実家に帰省した時に撮ったけど発表しそこねていた巨大廃工場写真が…

もう2年前なんですよねぇ…

日本セメント門司工場
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詳しい解説→http://gazone.morrie.biz/tokusyuu/nippon_cement_mozi.html

九州には炭坑跡とか精錬所とか造船所とか有名な産業遺産が多いのは知っていたのですが、当時、その広大な廃工場を目の当たりにしてかなり興奮しました。え、これ全部廃墟??
とにかく広すぎる!東京ドーム2・3個分はありそう??
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観光用のレンタサイクルを乗り回しいろんなアングルから鼻息荒く撮影していると、ウォーキング中の老夫婦の男性に話しかけられたので、お、怒られる!と思いきや、なんと、元社員の方でした。
「こういうの好きなの?」
なるべく不信感を抱かれないように笑顔で元気よく「ハイ」と応えると…
「最近、よく若い人が撮りにきてるよ」と、ニコニコ。
おお、この地方にも廃仲間がいるのか…と内心ホッとしていると。
「ここねぇ日本セメントって言ってねぇ、昔、中で働いてたんだけど…26年前に閉鎖されたんだよねぇ…いつまでもこんな姿さらして恥ずかしいねぇ…情けないねぇ…」
と嘆きながら歩き去って行きました…。
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廃墟関連を撮影しててこういった地元の人との交流は初めてだったのでちょっとした感動を覚えつつも、さっきまで無邪気にただ興奮していたけど「廃墟」もその当事者にとっては古傷に触れるようなものなのだ…という自分の無神経な行為に気づいてなんとも複雑な思いで残りのシャッターを切ったのでした。
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写真は暴力か…?と思うときがある。
それでも撮らずにはいられない…だって、この風景は永遠ではないのだから。

どこからか犬の吠える声がして日が暮れてきて最初の地点に戻ると金網越しに野犬の姿があった。
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これが廃墟探索で「危険」と噂される野犬か…ずいぶんくたびれていて弱々しい…
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目が合うとただじっと佇む。
なんとも居たたまれない気持ちになって目をそらし…その場を後にした。

これを書くにあたって「北九州・日本セメント」でググってみたら、やはり色んな方がこの産業遺産にそれぞれの思いを馳せていたようだ。定点観察はもちろん空撮まであった!
そして、それらの記事を辿っていくと、この巨大廃工場は昨年の夏に解体工事がはじまり、現在は更地になってしまったらしい事実に辿り着く。
酷く残念な思いと同時に心の棘が今頃になって抜けたような…やはり撮っておいて良かった。

しかし、あの犬はどこへ行ったのか…あの物悲しい目が今でも忘れられない。
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by tosakanekosha | 2009-06-28 02:55 | 廃墟鑑賞

廃墟定点観測・冬〜夏

3,4年前に発見したときにはまだ割と綺麗な管理物件だったので車で素通りしていましたが
1年半くらい前から徐々に荒廃がはじまったので観測開始。

冬の終わりに訪れたそこは「廃墟」と呼ぶにはまだまだ物足りなくて、建物自身が再利用可能な「現役」を主張しているようで申し訳ないような気持ちでこっそり記録。
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そんな物件の前を久々に通りがかると…たった1年半でさらに素晴らしく荒廃していました…。
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1年半前はまだ四角い青空を映していた窓ガラスはあちこち叩き割られ開放され、吹きさらしの窓枠に植物の縁飾りが…ああ!
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「イケナイワ」と思いつつ、ついついこの風景に見とれてしまうのです(*゚ー゚*)蔦萌え〜。

全てが終わった庭に
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植物の浸食のなんとも早いこと。
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こうして1年という時の重さを知るのです。
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by tosakanekosha | 2009-06-06 03:03 | 廃墟鑑賞

熟れすぎた廃墟

3年前に訪れた旅館廃墟(コレ→http://tosakaneko.fc2web.com/page108-soraya.html)を通りがかりに久々に鑑賞してみたら、すっかり熟しきってました…
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モンスターハンターで例えるなら地面に埋めた壺から紫の煙が出ているくらい?な感じです(←これ解りにくいから…)。
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意外と人気物件なのか??脇の方の潜入口までしっかり足場が踏み固まっているようでしたが、地元のヤンキーが潜入したとしても破壊し尽くされていて魅力はないわけですが、こういう熟し方が本来の廃墟の良さであって、だいぶ自然に還っていて好みではあるけど、すでに屋根も壁もない部分もあるようで…3年前の時点で和室らしき部屋の畳は腐りきってたしきっとかなり危険なはず…ぐっと堪えて今回は潜入せず…(大人になりました)。
最近は廃墟内部に想いを馳せつつ外周を定点観察することの方が好きです。
全裸よりチラリズム?廃墟のエロスですね。

さらに3年後も楽しみ。
その頃には潜入不可なほど植物の浸食と崩壊がすすんでいるのかな…

そして、そこからほど近い料亭旅館?
3年前は廃墟なのかと思いきやギリギリ営業していて逆に驚いたけど、しばらくして倒産の噂が有り、これもしばらくぶりに通りかかってみると…な、なんと、火災で半壊した模様…
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建物の半分ほど(別館か本館か?)壮絶な姿に変貌してました。
残りの建物の周りはしっかり悪戯・潜入防止ガードが施されておりましたが、どこから潜入した猛者がいるのか窓から見える限り内部は荒らされているようでした。
どっからどうやって入るんだろうねぇ…と、言いつつ、ついつい頭の中で潜入経路をシュミレーションして見当がついてしまうのは悪い病気です(もうしませんから)。
橋の上からよく眺めることができるのですが、なんとも胸が締め付けられるような…
こうしてまたひとつ熟成廃墟の道を辿るのでしょうか…?

今回も手元にはケータイのみ…カメラ持って出直したいですねぇ。

そして、ここにも胸が締め付けられるようなブツが…
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今、巷で大ブームらしい「白いたい焼き」。
我が町にもショップがオープンして連日行列が出来ている様子。
それに肖ってか突然、白い粉砂糖を振り掛けて販売していた
近所のスーパーの普通のカスタードクリーム入りたい焼きがコレ↑
パートのおばちゃんのアイデアなのかシャレなのか?
思わず脱力、そして、あまりの切なさに思わず目から汗が出そうになった(←どんな琴線してんだw)。
こういう企業努力好きです(*´〜`*)ずきゅーん。
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by tosakanekosha | 2009-04-20 02:12 | 廃墟鑑賞